大手空輸会社ANA(全日本空輸)が、従業員の副業を拡大することになりました。
コロナの影響で、飛行機業界もかなりの大打撃を受けています。
少しづつ運航ははじまっていますが、コロナの完全収束はまだまだ先がみえず、完全な稼働はまだ見通しがつかない状態です。
この記事の内容
- ANAの副業拡大は2021年何月からの予定?
- 副業拡大はリストラ回避策?
- みんなの反応は?
ということでお届けします。
ANAの副業拡大はいつから?
ANA、副業を拡大へ 他社と雇用契約可能に:日本経済新聞https://t.co/6gBiqhhU8M
— 一望 (@asaoka_hirado) October 10, 2020
ANAは今までも、個人事業主としての副業は容認していました。
例えば、個人で家庭教師とか、ネットビジネスもOKってことですかね。
ただ、社員にはあまり知られていなかったようで、ANAの副業は浸透していませんでした。
副業拡大開始の時期は?
今回の副業拡大の内容は、ANAの社員が他の会社にパートやアルバイトで雇用契約を結んでもいいということです。
副業拡大の時期は、今のところ2021年からということで調整中のようですが、時期的なとこを考えると、やはり4月からというのが妥当なところでしょうか?
社会保険などのことを考えても4月はいいタイミングだと思います。
あまり開始時期が遅くなると、それこそ社員の経済状態も苦しくなりますね。
副業拡大の狙いは?
ANAは副業拡大に踏み切った理由は、「従業員の収入増加とスキルアップのため」としていますが、実のところはどうでしょう?
副業拡大はリストラ回避策?
単純に考えると、
[word_balloon id=”2″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true” font_color=”#222222″]副業を進めるということは、社員として雇用するけれどお給料をたくさんあげることができないから副業していいよ。[/word_balloon]
ってことでしょうか?
副業してもいいから会社に残ってねってこと?
ところが、ANAは副業拡大策と一緒に、大幅なリストラ策も組合に提示しています。
ANAのリストラ策
- 年収3割削減
- 冬ボーナスなし
- 希望退職者募集
- 保有する機材の売却や不採算路線の見直し
ということは、副業拡大の対象者は、リストラした後に残った従業員ということですね。
リストラで人員削減した後に、給料を少ししか出せないから残った人は副業で何とか頑張ってくださいということなんですね。
ただ、空輸会社の仕事ってやっぱり専門性も高いですよね。
専門知識がある人達が、他の会社へ流入するのを防ぐ狙いも多少はあるかと思います。
ANAの副業拡大みんなの反応は?
■ANAも、社員の副業大幅拡大
今年の一般社員の年収が3割減になる見通しのANA。副業して年収下落分をリカバーしてということ。
こうやって緊急的に副業は解禁されていき、いずれは何社か掛け持ちするのが珍しくなくなる。
ピンチをチャンスと捉え、やりたいことに挑戦。https://t.co/hwOUHu0Lek
— 岩崎聖二🧰お金の話 (@4649s) October 10, 2020
ANA副業容認とかいうけどさ、生活に必要な賃金が出せませんからほかで稼いでねってことだよね。
副業をしないと暮らせないような生活って嫌。皆が皆副業に手を染めて稼げるわけではないでしょうよ。— serph@米国株 (@serph32) October 10, 2020
ANA、副業拡大とか相当ヤバイのでは
— 柚希 (@YuzukiTehepero6) October 10, 2020
ANA副業OKの件ですが、経営が厳しいという理由だけでなく、社員のスキルアップにきっと良いですよね!
それと今の時代は副業OKにしている企業が多いですね
副業から得た知識やスキルを自社に還元出来るから良いと思います
ダイバーシティを掲げるANAらしさを感じました
ANAちゃんたち頑張れ‼️
— 客室乗務員・グランドスタッフ 就活指導【emiskysalon】 (@emiskysalon) October 10, 2020
[word_balloon id=”3″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”bump_2″ balloon_shadow=”true”]コロナが収束した時の為にも従業員の維持は必要だと思う。
飛行機は有っても飛ばす人材がいなければ他社に出遅れてしまう、一人前に育てるのにも時間が掛かるし費用も掛かる。ANAには頑張って雇用を確保して欲しい。[/word_balloon]
[word_balloon id=”3″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”bump_2″ balloon_shadow=”true”]ANA素晴らしい。
うちの会社はコロナの影響で賃金カットしていて、続けば生活出来ないレベルの給料なのに副業禁止です。
給料払えないのは分かるけど、こういうやり方で退職者待ちみたいなのは酷い。
こういう状況の方、他にもいますか?[/word_balloon]
[word_balloon id=”3″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”bump_2″ balloon_shadow=”true”]パイロットは疲労管理とかが必要になってくると思うので、その点、どうするのでしょうか。。[/word_balloon]
まとめ
今回は、「ANA副業拡大は2021年いつから?リストラは回避できるの?」という話題でお届けしました。
ANAの方々は、英語が堪能な方やCAとしての接客スキルなど、素晴らしいものをお持ちの方が多いと思います。
それらを活かした副業ができるなら、本当に素晴らしいことですね。
ただ、みんながみんな、副業で稼げるかというとやはり難しいのではないでしょうか。
特に航空会社は人命にかかわる仕事も多い中、本業に加えて、副業をするというのは、安全面でも不安が残ります。
とはいえ、これからの時代、やはり副業解禁はどこの会社でも望まれることだと思います。
いずれ副業当たり前の世の中になるのでしょうか。
その時は、もう少しいろんな法改正などの整備が整っていることを期待します。
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